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マイルス・デイヴィスのアルバムを年別に紹介

1976年~1979年のMiles Davis

Miles Ahead / マイルス・デイヴィス 空白の5年間 (字幕版)

マイルス最大の暗黒期。自宅に隠遁してトランペットには全く触れず(これは誇張らしいが)、ドラッグに溺れる毎日だったという。

・1976年に日本のTDKのコマーシャルに出演

・1978年3月に菊地雅章らとセッションを行うが、未発表に終わる。マイルスはトランペットを吹かず、オルガンを演奏していたらしい。他にも、この隠遁期間に何度かセッションを行ったとされるが、全てお蔵入りとなっている。

・復帰に関しては、甥のヴィンセント・ウィルバーン・ジュニア(姉のドロシーの息子)や、後に結婚することになるシシリー・タイソンの影響が大きかった。ドラマーであるヴィンセントは、マイルスに頻繁に自分の音楽へのアドバイスを求め、それに答えるうちにマイルスは音楽への意欲を取り戻していったという。

・映画「MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間」では、マイルスのこの隠遁期間が扱われている。

「オレは一九七五年から一九八◯年の初めまで、一度も、ただの一度もだ、トランペットを持たなかった。指一本、触れなかった。トランペットのそばまで歩いていってはじっと見つめて、吹いてみようかと思ったことはあった。だが、いつのまにか、そばに寄ることさえなくなった。どうしたっていうんだろう? オレにもさっぱりわからなかった。」マイルス・デイビス自叙伝Ⅱ p.206