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マイルス・デイヴィスのアルバムを年別に紹介

1962年のMiles Davis

・バンドのメンバーが確定しないことから活動の少なかった年で、ほぼ唯一の仕事がギル・エヴァンスとの最後の共演作クワイエット・ナイト」

・マイルスの父親が死去。

「おやじは、何度もオレを助けてくれたんだ。それなのにオレは、おやじを助けることができなかった。オレは、誰にも信じてもらえないくらいの、どうしようもない挫折感を味わった。」マイルス・デイビス自叙伝Ⅱ p.72

Quiet Nights

Quiet Nights

クワイエット・ナイト」

録音:1962~1963

リリース:1963

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ギル・エヴァンスオーケストラとの共演第四弾。

・当時流行のボサノバ的要素を盛り込んだ作品

・プロデューサーのテオ・マセロがマイルスに無断でリリースしたため、2人はしばらく絶交となった

坂本龍一がマイルスの中で一番好きな作品らしい。

・マイルス唯一の失敗作とも言われることが多い。

重要度:★☆☆☆☆

「このレコードには、まったくなんの思いもない。前みたいに、音楽に熱中していない自分に気がついた。『クワイエット・ナイト』は、なんとかボサノバをやろうとしただけのレコードだった。……コロンビアは少しでも稼ごうと、とにかく発売したが、オレとギルだったら、テープ倉庫に眠らせたままにしただろう。オレ達に無断で発売したから、腹が立って、テオ・マセロとは長い間、口をきかなかった。」マイルス・デイビス自叙伝Ⅱ p.73-74